「お客様の大切なモノを守り、届けるパートナー」をモットーに高品質な梱包ソリューションを通じてお客様のビジネスを支えています。大手メーカーでは対応が難しい小ロット生産・組み立て加工品、試作品の製作、その他輸送に必要な梱包副資材を取り扱っております。常にお客様のニーズに寄り添い、持続可能で豊かな社会の実現、経済活動の円滑な推進に役立つ事を目標としております。
栃木県で「にら」の生産・出荷を手がける、豊田農園様。コロナ禍で一時は出荷量が減少していたものの、近年はインバウンド需要の回復により出荷量が増加。しかし、出荷量に対し資材が足りない状況が発生し、お困りだった時に弊社にお声がけいただきました。
にらは非常にデリケートな生鮮品のため、密封してしまうと傷みやすい特性があります。そこで、従来の「テープ止め不要」「差し込むだけで閉じられる形状」に加えて、箱の左右に通気用の穴を設け、空気が循環する仕様を採用。また、にらの長さに合わせたサイズ調整も行い、サンプル提出と微調整を行いながら最適な形を追求しました。
さらに、積載重量を考慮しながらダンボールの材質等の調整も行い、現行単価を維持しつつ、小ロットでの生産対応を実現。これにより納期も大幅に短縮し、急な追加発注にも対応可能となりました。スピード感と柔軟性を重視したご提案が安定した出荷体制のサポートにつながっています。
フルーツトマト専門の根本農園様は、新たな事業展開にも積極的に取り組まれている農園です。この度、地域の直売所等でフルーツトマトの販売を開始するにあたり、店頭で他の商品と並んだ際に一目で「違い」が伝わる梱包資材をご相談をいただきました。
ご提案したのは、既存のブランドイメージに調和しつつ、トマトの鮮やかな赤色がより引き立つ、内面まで黒で統一した高級感あふれる梱包箱です。ブランドロゴは箔押し加工を施し、シンプルながらも高級感を醸し出すデザインに仕上げました。
さらに、消費者が手に取る際の安心感を高めるため、生産者である根本農園様のお顔を掲載した写真付きラベルも弊社の協力会社に依頼し製作。顔が見えることで生まれる安心感と信頼感をプラスし、購入へのハードルを下げています。
今回の梱包資材は、直売所での販売促進にとどまらず、ブランド価値の向上にも寄与。根本農園様のこだわりを形にし、販路拡大を力強くサポートしています。
炭の製造・販売を手がけるヤマキ木炭様より、梱包資材のご相談をいただきました。炭という特性上、商品を扱う際にダンボールに汚れが付着しやすいため、汚れが目立ちにくく、なおかつ高級感を演出できる色味が求められていました。
当社がご提案したのは、深みのある青色を基調とした組み箱タイプのパッケージです。
従来使用されていたお弁当箱のような身と蓋が分かれたタイプ(C式)からの変更により、保管時の面積を削減。限られた保管スペースの有効活用にも貢献しています。また、製品保護と見栄えの両立を目指し、箱の上下に専用パットを設置。内側に茶色の段ボール面が極力見えないよう工夫し、見た目の美しさと商品価値を高める設計としました。
このパットは、輸送時の振動や衝撃に配慮して設計されており、商品の割れを防ぐ役割も果たします。ヤマキ木炭様の商品にふさわしい、実用性と高級感を兼ね備えた青のパッケージとして、製品の魅力を引き立てる資材に仕上がりました。
大手家電メーカー様より、5mmの銅管を輸送するための通い箱のご相談をいただきました。
お客様からは「繰り返し使用できる耐久性」と「フォークリフトでの積み下ろしに対応できる構造」のご要望いただき、材質には反りが少なく寸法誤差の出にくいベニヤ材を採用。通常の木材では乾燥や湿度による歪みや釘抜けのリスクがあるため、コストより安定性と耐久性に優れた設計を優先致しました。また、銅管は輸送中に擦れるとキズがつく恐れがあるため、箱のフタ部分には押さえを設置し、しっかりと固定できるよう工夫を施しました。
設計にあたっては、実物をお預かりして何度も試作・改良を繰り返し、寸法の精度を追求。最終的には、材料・仕様のご提案からお見積もり、ご契約までスムーズに対応させていただきました。小ロット生産でも費用を抑えられる木枠仕様により、金型が不要で、コストを抑えながらも高精度・高耐久な通い箱を実現。お客様の大切な製品を安全に輸送できる体制づくりに貢献できました。
木材への抜き型によるステンシル印字が可能です
まずはお気軽にお問い合わせください。
現物に合わせながら仕様(材料・サイズ等)を決定した後、サンプル製作をします。
仕様の決定後、お見積もりをいたします。
正式なご契約をもって、発注いただきます。
決定した仕様通りに製作します。
ご希望の納期に、ご希望の場所へお届けします。